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保育士資格の詳細まとめ!学科試験受付から合格までのリアル体験記

hanabi
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やりたいことを探しはじめ、見つけた「保育士」の仕事。

保育士の仕事に就くなら、とにもかくにも資格が必要ということで受験を決意。
保育士への転職を思い立ってから学科試験に合格するまでの内容をまとめました。

実際に経験した体験記なので、保育士の仕事に興味がある人や一般受験での取得を考えている人は、今後の参考にぜひ読んでみてください。

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受験申請と勉強の方向性

養成施設卒業ルートと一般受験

保育士の国家資格取得ルートは以下の2つです。

  • 都道府県知事の指定する保育士を養成する学校やその他の施設を卒業
  • 保育士試験に合格

自分で受験するルートでは、学科9科目と実技試験合格が必須です。

学科試験
  • 保育原理
  • 教育原理
  • 社会的養護
  • 子ども家庭福祉
  • 社会福祉
  • 保育の心理学
  • 子どもの保健
  • 子どもの食と栄養
  • 保育実習理論
実技試験:2つを選択し受験
  • 音楽表現(課題曲の演奏)
  • 造形表現(課題の絵を描く)
  • 言語表現(素話)

受験資格はあるのか?

受験するにあたり、まず必要になるのが受験資格です。私は保育に関する実務経験がゼロでした。
そのため、そもそも受験資格はあるのか?から調べ始めました。

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保育士資格の受験資格は間口が広く、多数の要件の中で該当するものがあれば受験ができます。

私は自動車整備の専門学校を卒業しているのですが、受験資格を確認していると以下の内容が出てきました。

  • 学校教育法に基づいた専修学校であること
  • 卒業した過程が修業年限2年以上の専門課程であること

この2点をクリアしている学校を卒業しているのであれば、受験資格が出るとのこと。
しかし、2年過程であったことはすぐに分かるのですが、「学校教育法に基づいた専修学校であること」という一文がよく分かりませんでした。

学校教育法に基づく専修学校?

試験案内のページにも、この2点を卒業校へ確認してくださいとあります。

学校に確認しましたが、いまいち話が伝わらず。
しかし、先生にこう言われました。

「うちは自動車整備の学校だから国交省へ書類を提出しているけど、文科省にも提出しているよ」

hanabiくん
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ということは、学校教育法に基づく施設なのか?

最終的には、「卒業した学校が文科省の私立専修学校一覧に掲載されているから大丈夫だろう」ということで、学校に卒業証明書を記入してもらい受験申請すると、無事にパスすることがしました。

hanabiくん
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卒業証明書は専用の様式が必要です

出願はオンライン申請が可能

保育士の学科試験は、年に2回(4月と10月)行われています。
資格取得を思い立ったのが2023年1月だったので、ちょうど4月の試験受付が始まる直前でした。

まずは受験資格を満たしているか確認し、すぐに出願準備を始めました。

申請は、電子申請か紙による申請かを選択できます。

私はすべて電子申請で行いました。
まずは指定のサイトでマイページを作ります。このページは申請だけでなく、科目免除の有効期限や合格発表に至るまで長く使っていくものになります。

受験資格の証明書類については、スマホで撮影したものをアップロードします。

hanabiくん
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卒業証明書は指定の様式があるので注意してください!

紙の書類を郵送する必要がないため、手続きは比較的簡単に済みました。
無事に出願を終え、本格的な勉強に取りかかります。

関連リンク
保育士試験の詳細についてはこちら
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勉強するための参考書を購入

まずは近所の本屋さんへ行き、保育士試験対策の参考書を購入しました。
学科試験は全部で9科目。参考書は「4科目」と「5科目」の2冊に分かれていたので両方を購入。

分厚い本を開くと、見慣れない用語や膨大な内容に圧倒されました。
しかし「国家資格を取ろうとしてるんだから簡単なわけないよな」と自分を鼓舞し、まずは流し読み。

全体像を大まかにつかんでから、過去問で問題の傾向を見ることにしました。

勉強方法と時間の確保

過去問から始めた学習

試験問題は選択方式(5択)になっています。
問題の内容をしっかり理解していないと、最後に2択で迷います。よく作られている問題だなとたびたび感心していました。

過去問を解いてみると、知識がなくても解ける問題は全体の1~2割程度。初めは正答率が3~4割しかありませんでした。

自身の生活に近い問題?

しかし、人間や子どもに関する問題が主なので、自動車整備の試験と比較すると、何も勉強していない状態でも答えられる問題数は多いと感じました。

ただ、正解できていない問題を掘り下げて見ていくと、「これ、覚えることめちゃくちゃ多いぞ」ということが見えてきます。
それが9科目もあるので、「きついな」と思ったことを鮮明に覚えています。

でもやればやるだけ見覚えのある過去問が増えてくるので、数をこなすことで徐々に頭に入っていきます。

YouTubeとスマホの活用

試験に関する内容を発信しているYouTubeチャンネルにはすごく助けられました。
とくに法律や成り立ちなどの記憶系の分野は、一問一答のチャンネルを繰り返し見て覚えていきました。

語呂合わせや図解・イラストを使った説明してくれたものもあり、一人で車に乗っているときはいつも流していました。

スマホでは過去問を手軽に解けるため、ちょっとした待ち時間でも学習可能。
電車を待つ数分や昼休憩など、「スキマ時間」を積み重ねていきました。

通勤時間をフル活用

勉強時間の確保では、「家族との時間を犠牲にしない」ことを大切にしました。

まずは「通勤時間」の活用。
当時は、片道1時間少々の電車通勤をしていたので、往復2時間をみっちり勉強時間に充てることを意識しました。

しかし、そんなにうまいこといかないのが現実。
行きは早朝で時間が早く、帰りは業務の疲れから、途中で寝てしまうことが多々ありました。

家族との時間を犠牲にしない工夫

夜は子どもたちと過ごし、休日もしっかり一緒に遊びます。
そのため、勉強は通勤時間と出勤前の早朝、そして子どもたちが寝てからの深夜帯でやっていくことを決めました。

毎朝1時間早起きし、机に向かいます。この時間は主に実技試験の練習に使いました。

実技試験への同時対策

学科試験に合格すると、1ヶ月ほどですぐに実技試験があります。
準備期間が短いため、学科試験勉強と同時進行で実技の勉強をしておく必要がありました。

実技試験は「造形(絵画)」「言語(素話)」「音楽表現」の3つから2つを選びます。私は造形と言語を選択しました。

朝の時間では絵を描き続け、通勤電車の中では素話を暗唱。スマホに全文をメモしておき、言葉に詰まった部分を確認しながら練習しました。
学科勉強の合間に素話を暗唱することで、気分転換にもなりました。

初めての学科試験:2023年4月

当日のトラブルと会場の雰囲気

いよいよ迎えた2023年4月。初めての保育士学科試験当日です。

会場は大学のキャンパス。事前に送られてくる受験票を持ち電車で向かいましたが、そこで思わぬトラブルが発生。

数駅通過したところで、ながーい停車。
なんと、電線トラブルで電車が遅延したのです。結果的に遅れは30分程度でしたが、初受験という焦りもあり、「別の経路で行くべきか?」とめちゃくちゃ迷いました。

ただ、試験開始時間よりも2時間ほど前に到着する予定で動いていたので、気持ちに余裕はありました。
この経験から「試験日は早めに出発すること」の大切さを実感しました。

会場に入ると、独特の雰囲気がありました。保育士試験は科目免除制度があるため、全員が9科目を受けるわけではありません。
ある時間帯は空席が多く、次の時間になると人が増える。不思議な感覚だったことを覚えています。

初回の結果:5科目合格

試験結果は約1ヶ月後に発表されます。
マイページで確認すると、9科目中5科目合格。一発合格で終わらせたかっただけに残念な結果でした。
不合格の原因は「努力不足」の一点のみです。
数年前の過去問に出ていた問題ですら不正解になっているものがありました。

続く挑戦:10月と翌年3月

10月の試験で残り3科目合格

試験後も勉強を続け、次の挑戦は2023年10月。
ここでも突破まで一歩及ばず、合格は3科目。残すはあと1科目となりました。

実は落とした科目は試験を受けるまで、4科目の中で一番自信を持っていた科目でした。
しかし試験当日、問題を見て愕然。
「まったく分からない」

そこに至った要因は、過去問題の遡り方です。
私は、3~5年の問題を遡り、しっかりと頭に入っている感覚があったため、その結果に満足し自信を持っていました。

ですが、出題された問題を見ると、5年以上前の問題が数問含まれていました。
10年分は遡っておくべきだった…というのが、このときの反省です。

最後の1科目を突破

そして2024年4月、上記の対策を重ねた結果、ついに最後の1科目に合格。
これで学科試験 全9科目を突破しました。約1年の道のりでしたが、積み重ねた勉強の成果がようやく実りました。

これから保育士を目指す人へ伝えたいこと

科目合格制度を有効活用

保育士試験は、一度に全科目を合格する必要はありません。合格した科目は次回以降免除(3年間)されるため、数回に分けて挑戦するのもありです。

とはいえ、私は一発突破を目指していました。
勉強量が見合っていなかったため、結果的に3回目で突破となりましたが、集中力を持って勉強ができる人は、一発突破は全然目指せると思います。

不合格になると、そこから次回の試験に向けた試験勉強が始まります。その日々はなかなかに憂鬱です。
やはり、「試験勉強にかける期間は短い方が良い」というのは、体験から学びました。ーーあのとき少し無理してでも、もっと勉強していればよかったと後悔したこともあります。

スキマ時間を最大限活用

家庭や仕事と両立する人にとって、勉強時間を確保するのは大きな課題です。
だからこそ、通勤時間や朝の時間、待ち時間などスキマを徹底的に使うことが合否を分けます。
短い時間でも毎日問題に触れることが、記憶を定着させる上で重要であると感じます。

実技試験は早めに準備

学科試験合格後、実技試験までの準備期間はわずか1ヶ月程度。
学科試験の勉強に集中したい気持ちはありますが、少しでも並行して実技の練習を進めておいた方が良いです。
とくに造形や言語は練習量が成果につながるので、早めに取り組み、少しずつでも慣れておくのがおすすめです。

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まとめ

ここまで、学科試験突破までに取り組んだことや気づいたことを書いていきました。
通勤中に眠気と戦いながら参考書を開いた日もあります。実際に寝たことも数えきれません。
それでも「子どもと関わる仕事をしたい」という思いを原動力に、一歩一歩積み重ねてきました。

結果として、約1年で学科試験9科目すべてを突破することができました。
「今から始めても遅いのでは?」と迷っている人もいるかもしれません。

しかし、始めなければ何も変わりません。
大切なのは「最初の一歩を踏み出すこと」と「続けること」。
その積み重ねが、夢を現実に近付けてくれました。

次回の記事では、学科試験を突破した後に待ち受ける実技試験と、合格後の申請についてなど、私の体験を詳しくお話しします。

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保育士
「やってみないと分からない」をモットーに生きている息子2人のパパです。
40歳で自動車整備士から保育士へ転職。
一般受験からスキルゼロでの転職なので、想像以上に大変な日々を過ごす一方、異業種への転職だからこそ新たな発見があり、自身の成長を感じています。
読んでくれた人が「よし!やってみよう」と、今後の『挑戦』の後押しになるようなブログを目指しています!
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