【子育ての悩み解決】25%ルールで自己肯定感を育む!今日からできる子どもの褒め方。
息子たちとのやり取りの中で、「もっと違う言い方があったんじゃないか」「感情的に怒ってしまった」と自己嫌悪にかられることが少なくありません。

褒めて伸ばしたいのにな…怒ってばっかり
現実はそううまくはいかない。
そんな経験はありませんか?
私も何度も同じ壁にぶつかってきました。
しかし、そんな私が保育現場や育児支援の学びの中で出会ったのが、“25%ルール”という褒め方のコツです。
決して難しい方法ではありません。ですが、これを実践し子どもの行動が変わることで育児が少し楽になり、自己肯定感が大きく育つ可能性を秘めています。
- なぜ私たちは褒められないのか
- 25%ルールの効果とやり方
- 日常での応用例
- 効果を高めるプラスαの工夫
実践することで、きっとこれまでとは違った子どもからのリアクションが見られるはずです。
なぜ、子どもを『褒められない』と感じるのか?
無意識の「できて当たり前」フィルター
考えてみると、息子たちが生まれたばかりの頃は何にでも感動していました。
「首がすわった!」「寝返りした!」「しゃべった!」
ですが、歩き出し、言葉を話し出し、ひととおりのことができるようになってくると、その感動は薄れ、「もうこれくらいできて当然」と考えることが増えました。
私自身、これが褒める機会をどんどん奪ってしまう原因であると考えます。
親の疲れと焦りが褒め言葉を奪う
私は昔から、仕事のことを私生活の中でもよく考えてしまいます。
その性格に加え転職したばかり。
新たな業種は覚えることもたくさんあります。
翌日以降の業務内容を考えたり、業務上必要なスキルを磨いたり。
そのため、普段、家事をこなしてくれている妻が出掛けて息子たちと3人でいるときなどは、家事もプラスされ心の余裕がなくなり、「早くしなさい!」と急かしてしまい、褒める余裕がなくなってしまいます。
「完璧を求める罠」
私自身、自分のことを「完璧主義」だなと感じることがよくあります。

これまでの仕事でも「もっとこうするべきだった」と、自分を責めた経験は数知れず。
改善点を洗い出すことは必要ですが、周りの人からは、「十分すごいよ」「そんな自分を責めなくても」と言われてきました。

言われていることは分かっていても、気が付くと反省ばかりしています
そんな自分だからこそ、周りにも求めてしまう傾向があります。
でも、子どもにとっては100%の達成までの道のりは長く、途中で他のことに興味を惹かれたり、達成までのモチベーションを失ってしまうことが多いのではないでしょうか。
“25%ルール”で劇的に変わる!子どもの『できる』を見つける褒め方
25%で褒めるとは?
25%ルールとは、行動の初期段階、つまり100%達成する前の25%の時点で褒めてしまう方法です。
これは「小さな達成感を積み重ねる」ことで、子どものやる気を引き出す仕組みです。
脳科学が裏付ける「早めの承認」
脳科学では、褒められるとドーパミンというやる気ホルモンが分泌されることがわかっています。
しかも、早い段階で承認されると、このドーパミンは次の行動を促すエネルギーに変わります。

小さな褒めを繰り返すということ
実例:片付け・食事・支度
- 片付け編
遊びをやめて手を止めた瞬間に、「やめることができたね!」と褒める。 - 食事編
席に座れたら「座れたね!」と褒める。 - 支度編
靴を手に取った時点で「靴を持てたね!」と声をかける。
私はこれまで実際に、上記の段階は完全にスルーし、自分のやってほしいことができるかどうかしか見ていませんでした。
なので、席に座ることや靴を手に取ることは当たり前と考えていました。
日常での応用法 — “25%ルール”をもっと活かす
兄弟への対応
長男(小4)と次男(小1)を比べず、それぞれの25%を見つけて褒めています。
そのときに注意しているのは、「長男に我慢ばかりさせないこと」
これまではよく「兄ちゃんだから我慢しなさい」と言っていました。
そう言われた長男は、露骨に嫌な顔をします。
「小4とはいえ、まだまだ子ども」
このことを忘れないようにしています。
個別に認めていくことで、長男が自発的に次男を手伝ってあげることが増えました。
それぞれの自信が育ち、相乗効果が出ていると感じています。
苦手なことへのアプローチ
息子たちは片付けが苦手。
少し片付けたと思うと、別のものに気を取られ遊び出します。
「早くしなさい」「全然終わってないぞ」と言っても同じことの繰り返し。
そんな中、25%ルールを知った私が「一つだけ片付けられたら褒める」を繰り返し実践すると、これまでよりも片付けがスムーズにいくことが実感できました。
小さな成功体験の積み重ねが、モチベーションを上げているのだと思います。
着替えなど
25%褒めは、時間のかかる場面にこそ効果を発揮します。
長男は、朝起きてから着替えるまでに時間がかかります。
だらだらしながらパジャマの上だけを脱ぎ、そのまましばらくフリーズ。
「早くしなさい!」と急かすと、今度は下を脱いだ状態でフリーズ。
そんな長男に「パジャマ脱いでる!すごーい」「そのまま下も脱いじゃう?すごーい」と褒めると、着替えさえもスムーズになりました。
着替え以外でも、同じ要領で「やろうとしていること」を褒めていくと、良い効果があると思います。
褒め効果を最大化するプラスαのコツ
事前の優しい予告
突然の指示は子どもを混乱させ、結果的に指示どおりにいかないことにつながります。
「あと5分で片付けるぞー」
「ごはんの時間になったら席に座ろうねー」
と、事前に予告して心の準備をさせています。
過程を認める褒め方
「きれいに片付けられたね」という結果だけでなく、「おもちゃごとにきちんと整理できたね」「大きさを考えながら工夫して片付けたね」という過程を褒めるようにしています。
そのように過程を認めることで、自ら工夫する力が育つと考えています。
感謝をセットにする
彼らを褒めるときには、感謝の気持ち「ありがとう」を一緒に伝えるようにしています。
「手伝ってくれてありがとう、助かったよ」
「さすがだなー」
そう言われた彼らはいつも、とても嬉しそうに笑います。
25%ルールの落とし穴と注意点
褒めすぎの弊害
「褒めて伸ばすことは、子どもの機嫌を取ってチヤホヤすることではないので注意してください」
これは以前、「気になる子どもへの関わり方」の講義を受講したときに、児童心理科の先生に教わったことです。
そもそも、何のために褒めて伸ばそうとしているのか?を考えると、「子どもが自立できるように」との想いからです。
子どもの機嫌取りでやっているわけではないので、何でもかんでも褒めているだけでは方向性がズレていくと思います。
そのため、「約束を守れた」ことや「できたことに対して」ほめていくことが大事だと感じます。
条件付きの褒め言葉
以上の考えから、「〇〇したら褒めてあげる」という条件付きも、褒めの方法としては良くないと考えます。
あくまで無条件に、行動に対して褒めるようにしています。
褒めの質を保つ
子どもたちは好奇心が旺盛なことから、同じ言葉ばかりだとすぐに慣れてしまい、響きにくくなると感じます。
単に「すごいねー」だけでなく、その時々で息子たちが取っている行動をしっかり見て、過去の子どもたちの行動と比較し、ちょっとした行動の変化を褒めていくことを意識しています。
まとめ — 今日からできる小さな一歩
今日の「25%」を探す
この概念を持って、あらためて息子たちを見ていると、これまでスルーしていた行動がたくさんあることに気づきました。
「やろうとしてるじゃん!」の初期段階を見逃さず、すぐに褒めていきましょう。
親子の笑顔が増える未来
25%ルールを意識するようになってから、息子たちの多くの行動がスムーズになったと感じます。
これだけですべて解決するほど育児は甘くないですが、やる前よりも楽になったことは事実です!
やってほしい方向に無理矢理従わせるのではなく、自発的に誘導するという意識を持っておくと、25%ルールも機能しやすいと感じています。
最後に
息子たちの自立へ向けて、明日も彼らの25%を探っていこうと思います。
自身の経験から、自己肯定感が高まることで「おれならできる」という、根拠のない自信につながると信じていますし、その足掛かりが25%ルールだと思います。
お子さんのほんの小さな出来事を見つけて、笑顔で褒めてみてください。
「今日の25%」を一緒に探しましょう!
